めちゃコミックで独占先行配信されている「結婚商売」のあらすじと感想です。
ネタバレ要素が含まれるかもしれませんのでご注意ください★
めちゃコミックで、「結婚商売」の76話が公開されたので、記事を更新しました。
(2023年10月4日10:00まで、1~9話が無料配信中です。)
いま連載中の作品なので、気になるところで途切れています。
最新話までのあらすじをざっくりとまとめてみます。
かつて贅沢ばかりする悪妻として名をはせた主人公「ビアンカ・ド・アルノー」は、運命に持てあそばれ、みんなから見放され、修道院で無念の死を遂げました。
しかし、死の直前の懺悔が神に届いたのか、彼女は18歳の自分に転生します。
18歳のビアンカは、夫のザカリー伯爵に嫁いで9年目で、すでに浪費家で分別のない悪妻として有名になっていました。
ビアンカは、結婚の意味もよくわからないまま、わずか9歳で政略結婚させられていました。
結婚当時、ザカリーは戦争の英雄となってはいましたが、16歳で実家を追い出され、自分の力で道を切り開いてきていました。
そのため、ビアンカの実家ほど裕福ではなく、そんな自分と、本人の意思と関係なく結婚させられたビアンカを不憫に思ったのかもしれません。
妻の欲しがるものはなんでも買い与えるように執事にいいつけていました。
また、幼すぎる妻との間に子供をつくるわけにもゆかず、二人の距離は遠いままだったのです。
転生したビアンカは、ザカリーとの間に世継ぎをつくりたいと言い、商売もはじめて繁盛させようと試みます。
また、近い将来、命を落とすことになるザカリーの運命も変えたいと思っていました。
ビアンカの努力によって、二度目の人生は良い方向に動き始めたかのようでした。
ザカリーとの距離も近くなり、幼い自分を嫁がせた父親との誤解も解けたビアンカ。
ですが、第二王子のジャコブから思いを寄せられたり、
ビアンカが聖人であることが明らかになるなど、
試練は続きます。
そして、結局、ザカリーは前世で命を落とした戦争に出征していきました。
一方ビアンカは、自分にできることを精一杯がんばっていました。
そして、ザカリーの出征から一カ月が過ぎた頃、ジャコブがあらわれ、ビアンカに、ザカリーは戦死したから自分と仲良くしようとを告げました。
もちろん、ビアンカはそんな話を受け入れられず、ザカリーの戦死が本当かどうか確かめるため、馬を走らせました。
しかし、ビアンカは意識を失ってしまったらしく、目が覚めた時には自分のベッドの上でした。
そして、自分が妊娠していることを知るのでした。
一方、ジャコブはビアンカの態度が気に入らなかったから、ザカリーが戻る前にアルノーを攻めると言い出しました。
ザカリーは戦死しておらず、必死にアルノーへ向かっているようです。
というところで、更新待ちとなってしまいました。
次回の展開が気になりますね!
漫画の方はまだまだ連載中ですが、原作の小説は完結しています。
コミカライズであらすじが変わる可能性もありますが、小説はハッピーエンドです。
小説では、戦争が終結するころ、ビアンカとザカリーの娘・アレクサンドラが誕生します。
実は、神が望んでいた聖人(ビアンカ)が果たすべき役目は、ザカリーの後継者を産むことだったのです。
その後、世の中には平和な時代が訪れます。
アレクサンドラは女性でありながら軍人となり、王子と結婚します。
ゆくゆくは、セブラン王国とアルノーの領地を治めてゆくことでしょう。
という感じで小説は完結しました。
漫画版は、小説をそのまま描いているばかりではないようなので、今後の更新も楽しみですね。
世界観や時代設定の背景を考えると当然なのですが、戦争や暴力などの描写が少しありました。
私は個人的にそういった表現が苦手なのですが、転生してからのビアンカが人生を切り開いていく姿から目が離せませんでした。
また、ビアンカとザカリーの関係が変化していく様子も、なんとも可愛く美しく描かれていて、毎回ニヨニヨしながら見守っていました。笑
それにしても、ジャコブは何を考えているのでしょうか。
自分は出征さえせずに、ビアンカの前に現れてザカリーの戦死を告げるとは…。
だけど、どうやらザカリーは生きているようでよかったです。
でも、まだザカリーの生存を確認できていないビアンカは、手放しに自分の妊娠を喜べないようで、切なかったです。
そのうえ、ジャコブも不穏なことを言い出していましたし、何とか早く、ザカリーに帰還してほしいですね。
それにしても、本当にこのページのあらすじだけではお伝えしきれない魅力が満載の作品です。
どうぞあなたも、ご自分の目で読んでみてくださいね。
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