【ピッコマAWARD2023】を受賞した「悪女は砂時計をひっくり返す」の本編&外伝のあらすじと感想です。
ネタバレ要素が含まれるかもしれませんのでご注意ください★
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【ピッコマAWARD2023】を受賞した「悪女は砂時計をひっくり返す」。
本編&外伝のあらすじと感想です。
(2023年11月11日まで、ピッコマで1~3話無料/4~100話まで「\0+」で配信中です。)
一般的な貴族の順位は、
帝国の皇族は、命の危険にさらされて強く生きることを望むと、時間を巻き戻したり、瞬間移動するといった能力が開花するという設定です。
売春婦の私生児だったアリアは、母の連れ子としてロースチェント伯爵家で暮らすようになりました。
それが気に入らなかった義理の妹であるミエールは、侍女たちをつかってアリアを操り、処刑されるまでに追い込みます。
首を落とされる直前に、ミエールから自分が陥れられたことや、母を毒殺した黒幕もミエールだったことを聞かされたアリアは人生をやり直したいと強く望みました。
そして、次に気がつくと、アリアは過去にもどっており、部屋には壊れた砂時計がありました。
砂時計が自分の身代わりになったのかと感じたアリアは、侍女のジェシーに砂時計を修理に出すよう指示します。
修理を終えてアリアのもとに帰ってきた砂時計は、ひっくり返すと、5分時間が戻せるようになっていました。
過去の経験を活かし、砂時計の力も活用しながら、頭角を現していくアリア。
アリアは、ミエールとその侍女たちからの嫌がらせもうまくかわし、時には逆手にとって地位を上げていくのでした。
また、アリアは、ミエールを苦しめるために、ミエールの婚約者であるオスカーに近づき、彼の心も手に入れてしまいます。
アリアに心を奪われながらも、煮え切らないオスカー。
一方、アリアと皇太子アーステロペの距離は、どんどん近づいていきます。
皇太子の後ろ盾があっても、ミエールたちの嫌がらせは加速するばかり。
ミエールは、オスカーの姉イシースと結託してアリアを毒殺しようとしたり、
実の父親を階段から突き落としてアリアに濡れ衣を着せようとしたり、
隣国と手を組んで、帝国をのっとろうとするのでした。
しかし、アリアたちは何度も窮地をのりこえ、イシースたちを処刑へと追い込みました。
ですが、ミエールはアリアに命を救われ、アリアと母の屋敷で使用人として働くことになります。
現実を受け入れることができなかったミエールは、アリアの侍女アニーを逆恨みしはじめました。
そして、アニーを毒殺しようとして、実の兄を毒殺してしまい、刑に処されるのでした。
一方、アリアの実の父親が隣国の侯爵家の跡取りであるクロイ・ピアストであることが発覚。
クロイはアリアの母と結婚して爵位を継ぎ、アリアは皇太子と結ばれました。
そして、「だから私は…お母さまを死なせない!」と決意したブリス・プランツ/5歳(アリアとアースの娘)がタイムリープしてくる
というところで、本編は最終回(104話)となりました。
<新しい登場人物>
ブリス・プランツ アリアとアースの娘、おてんばだが体が弱い(双子の姉)
リーペ・プランツ アリアとアースの娘、健康でしっかりもの(双子の妹)
ルビー 野心をもつアリアの侍女、ブリスをアリアから引き離そうとしてクビにされる
アースとアリアが結婚し、アースの戴冠式が近づいたある日。
未来からアリアたちの娘、ブリスがタイムリープしてきました。
ブリスは、自分を産んだためにアリアが体を壊し、不幸な生活をしているから、未来を変えるためにタイムリープしてきたといいます。
ブリスは自分が未来からいなくなってしまえば、ブリスの存在が消えて、アリアは健康なまま生きていけるかもしれないと考えていたのです。
そして、ブリスはいろいろと騒動を起こしつつ、アリアの遠縁の子供として皇宮に滞在します。
しかし、ブリスが原因で、アリアの侍女ルビーがクビになったことが未来まで伝わってしまいました。
ブリスが未来を変えてしまったことに気づいた、ブリスの双子の妹であるリーペは、すぐにタイムリープしてブリスを迎えにいきます。
ですが、ブリスは駄々をこねて未来へ帰ろうとしません。
暴れまわった結果、体の弱いブリスは寝込んでしまいます。
リーペはしかたなく、ブリスが回復するまで一緒に皇城に滞在することにしました。
そのころ、アリアは新しい侍女のティアランの故郷に、その水を飲めば、どんな病気もケガも治してしまう湖があることを知ります。
ティアランは故郷に帰り、長老たちを説得してその水を持って帰ってくれました。
そして、その水を飲んだブリスの体は回復します。
また、アリアたちもその水を飲んだため、未来の出産も無事に終わり、みんなが望んでいたハッピーエンドを迎えるのでした。
外伝の最終回(125話)では、イシースがクロアの女性に転生していることが明かされていました。
また、最後はアリアが再び砂時計を手にするシーンで終わっています。
もしかしたら、続編が登場するかもしれませんね。
アリアが砂時計の力をかりながらとはいえ、自分で人生を切り開いていく物語がとても魅力的な作品です。
今回、読み返してみると絵がだんだん変わっていってる気がしましたが、どんどんきれいで華やかになっていくので眼福でした。
125話という大作なので、あらすじは省いても省いても、こんなに長くなってしまいました。
もっと紹介したいエピソードやキャラクターの心の描写など、このページのあらすじだけではお伝えしきれない魅力が満載の作品です。
どうぞあなたも、ご自分の目で読んでみてくださいね。
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